スタッフだらけのTG研修
パパラギで写真が上手なスタッフと言ったら〜?
皆さん何名か思い浮かんだのでは?
ではでは、その中でOLYMPUSと言ったら?
そう、厚木店 大橋 正インストラクターです!
正さんは何がすごいって、撮るのも上手で教えるのも上手!さすがインストラクター。
そんな正さんが先日スタッフ向けに研修を開いてくれました。
お得な情報を独り占めするのも勿体無いので皆さんにもシェアしちゃいます。
簡単で綺麗、TG-6📷
今回はTG-6縛り。スタッフ全員伊豆店にあるレンタルカメラを使用!
マクロ撮影の方法をメインに研修を進めていきます。
まず大事なのは初期設定!
皆さん「黄金分割」って知ってます?
TGシリーズは撮影時の液晶モニターに罫線を付けることができるのです。
設定でこの2種類から選ぶことが出来ます。
おすすめは右側の黄金分割!AOWのフォト学科で出てくる「1/3の法則」ご存じですか?
線が交差しているところに被写体を置き、背景も1/3を意識するとそれっぽい構図が出来上がるというものです。
設定がまだな方は是非これを機に設定してみて下さい!
そしてTG-6から登場した機能がこちら。
これは撮影画面のホワイトバランスを変える画面です。
TG-5までは水中ホワイトバランスは1つしかありませんでしたが、6からは3つに増えました!
🐟1が浅瀬(~3m)、🐟2が中層(3m~15m)、🐟3が深場(15m~)となってます。
3はかなり赤が濃くなるイメージですかね。是非使い分けてみて下さい!
いざ撮影へ📸
今回は水中モードではなく、顕微鏡モードを使い分けながら撮影してみました。
こちらは5mmほどのシロウミウシ。動きが早くてなかなか苦労しました。
そして、顕微鏡モードよりさらに寄れる顕微鏡コントロールで撮影したのがこちら!
顕微鏡コントロールモードとは、ボタン一つで表示された画面からさらに2倍、4倍のズームで撮れるモードです。
つまり、スーパーズームした写真が撮れるということ。この通りウミウシの二次鰓もくっきりと!
顕微鏡モードよりさらに寄りたい!!というときはこちらのモードを試してみて下さい。
深度合成モードとは、ピントをずらしながら複数枚撮影した写真を合成することによって、被写体の手前から奥までピントの合った写真が撮れるモードです。
つまり、そういうことです。
え?違いがよく分からないって?こちらの写真と比べてみて下さい。
こちら全く同じ場所で撮ったガラスハゼ。構図違うやん!っていうのは気にせず。
ピントの合っている範囲が深度合成の方が広いんです。
フォーカスブランケットモードとは、シャッターを1回押しただけでピントの位置をずらしながら最大30コマまで撮影ができるモードです。
つまり、自分が一番当てたかったところにピントが合っている写真を選べるモードです。
何度もシャッターを切ってピンを合わせるくらいなら、このモードを使ってみると良いかと!
よく分からない方はこちらの写真をどーぞ。
連続10コマ撮影したうちの9枚をまとめた写真です。1〜9にいくにつれてピンが変わっているのが分かりますでしょうか?拡大してよーく比べてみて下さい!
深度合成モードとフォーカスブランケットモードは連写になりますので、フラッシュが使えません。
色を出したい場合はライトとの併用がおすすめです📸
もしくはバディを呼び寄せて照らして貰いましょう!
スタッフも夢中になっちゃうカメラ撮影
とにかく色々な機能があるTG-6。
被写体にベッタリくっついて2ダイブ夢中で写真撮影しちゃいました!
カメラに夢中になった時に、皆さんがこっちを見てくれないのが少し分かった気がしました笑
夢中な時って周りも気にするの難しいですね。でも逸れちゃいますからね。2シャッター1チラ見をお忘れなく。
TG-6で素敵な写真が撮れるよう、たくさん潜って練習しましょう!!
あかね🦈