パパラギ町田店 ブログ

みなさんこんにちは、パパラギ町田店の松本です。

 

実は先週、行ってきました。「板鰓類類シンポジウム」に!!!!

一体何をしてきたのかちょっとご報告。

 

板鰓類って?

 

「板鰓類(ばんさいるい)」とは、簡単に言いますとサメ・エイの仲間のことです。

「板」状に並ぶ「鰓」が特徴的な生き物のグループなので、「板鰓類」と言います。

 

ダイバーの憧れハンマーヘッドシャーク

 

伊豆ダイバーにはお馴染みカスザメ

 

みんなのアイドルネコザメ

サメの写真しかなくて申し訳ないところですが、他にもマンタやアカエイ、トビエイなども

サメ・エイの仲間なので「板鰓類」と言うわけなのです!

 

日本のサメ研究の中心、日本板鰓類研究会

 

今回私が参加してきたシンポジウムは日本板鰓類研究会が主催するものでした。

 

日本板鰓類研究会とは、日本における板鰓類に関する調査研究の進歩と普及を図ることを目的に1977年につくられた学会です。

 

研究会って、学者さんしか入れないんでしょう?と思ってる方!

ノンノンノン。

年会費払えば誰でも入れちゃうんです。

私も、生まれてこのかた研究というものは全くやったことがありませんが、しっかり日本板鰓類研究会の一員なのです😤

研究者の皆様が血の滲むような努力で発見してくれた板鰓類の最新情報や、研究内容を紹介してくれたりと板鰓類好きにはたまらない情報がたくさんGETできちゃう⭐️

さらに研究者さんたちのおすすめ書籍コーナーなんかもあったり。

 

気になる方はぜひ日本板鰓類研究会HPをご覧ください!

 

実はこの「研究会」名前は違えど様々なジャンルで発足しているんです。

例えば

日本魚類学会 日本鯨類研究所 日本ウミガメ協議会 日本サンゴ礁学会 日本甲殻類学会

魚類だけじゃなく昆虫、哺乳類などなど調べればたくさん出てきます!

知的好奇心をくすぐられますよね😆

興味のあるジャンルがあれば是非ご覧ください♪

 

いざシンポジウムへ

 

今回のシンポジウムは東京大学大気海洋研究所で行われました。

まさか私が東京大学の関連施設へ足を踏み入れる日が来ようとは、、、

 

板鰓類シンポジウムは2年に一度のペースで開催されており、前々回の長崎大学で開催された時にはなんと私、学生ながらシンポジウムで発表させていただくという非常に良い経験をさせていただいたんです。

5年前(当時ピチピチの20歳)リハーサル中の写真

懐かしいな〜

写真を見返すと当時の緊張が蘇ってきます、、、

 

前回はリモート開催で、私は予定が合わなかったため今回は学生の時以来の参加でした。

発表するわけじゃないのに前日から緊張しちゃって大変でした(笑)

 

受付を済ますと素敵な講演要旨集を貰えます。

実物は町田店に置いてあります!

表紙がとっても素敵ですよね😍

 

口頭発表16講演あり、全4部に分かれ1人15分の尺で進んでいきます。

1部終わるごとに小休憩があって、2部終わった後に昼食休憩とポスター発表。

そして残りの2部で終了と。

 

朝から晩まで板鰓類尽で幸せでしたが、頭が疲れる疲れる。

前々回の長崎のシンポジウムの時は正直自分の発表で手一杯で他の発表は数えるほどしか覚えていませんでした。

なので今回は私史上トップ3に入る集中力で講演を聞いていたのですが、さすが板鰓類研究の最前線。

研究内容が難しぃ〜〜〜〜〜〜〜🤪

カタカナの難しい単語が続くともう頭がショート。

「塩基配列が〜」とか「PT05が〜」とか言われても分かりませんとも。

たまに出てくるタペータムとかプロゲステロンとか分かる単語だけ拾ってなんとなーくの理解しかできず、悔しかった、、、

もっと勉強せねば、ですね。

 

学会だけでなくシンポジウムも色々なものがあり、私が個人的に行ってみたいのは水族館シンポジウム!

全国の水族館が集まってどんな話をするのか、気になりますよね。

チャンスがあったら潜り込んでみたいと企んでおります😏

 

最後に

 

緊張したし頭も使ったし、家に帰ったら何もできないくらい疲れ果ててしまったのですがとにかく行って良かった!

なぜかって、とにかく熱いんです。板鰓類研究の最前線!!

 

研究発表と言っても学者さんばかりではなく、水族館関係の方もかなりいらっしゃってました。

最後の意見交換の場面では研究者側から見た水族館研究の素晴らしさ、水族館側から見た研究者さんたちの凄さをお互いに言い合い、「これからも一緒に頑張っていきましょう!」とう胸熱な展開に!

私は感激して涙を抑えるのに必死でした。

 

熱気に当てられ板鰓類熱が上がってしまったので町田店も板鰓類一色にしてしまおうと現在サメコーナー作成中!

ゲノムとか血中カルシウム調整ホルモンとか、難しい話はいいんです!とにかく皆さんに板鰓類の良さが伝えられるように私も日々勉強に励もうかと!!

毎日ちょっとず〜つ作業が進んでますので、完成をお楽しみに⭐️

 

以上、松本茜の板鰓類シンポジウム先入調査報告でした!

またサメ活したら報告しますっ♪

 

 

あかね🦈