パパラギ町田店 ブログ

皆さんご無沙汰してます。松本茜です!
今回の町田店ブログは松本が担当します。

突然ですが皆さんはキャビアのお母さんであるチョウザメは「サメ」とついていながらサメとは全く関係のない別の生き物だということをご存知ですか?

なんでも見た目がサメっぽいからという理由でこの名前になったそうです。

確かにぱっと見はかっこいいフォルムなどサメに似ているような気がしなくもないのですが、よーく見てみるとヒレの数やエラの数など全く違うのです。

このように、名前に騙される魚が実はたくさんいるのです。
今回のブログではそんなお魚を紹介していきます!!

エントリーNo.1  カジキ

名前を聞くとツノが特徴的なカッコイイあのシルエットが頭に浮かぶことでしょう。

カジキは世界に13種類おり、日本近海では「マカジキ」「メカジキ」「シロカジキ」「クロカジキ」「フウライカジキ」「バショウカジキ」の6種類が黒潮とともに回遊してきます。(ちなみに、一番おいしいのはメカジキ。私が好きなのはバショウカジキです。)

フルネームを聞くと「カジキマグロ」という方が多いこの魚ですが、実はマグロの仲間ではないのです!

その昔、真っ赤な身が特徴のカジキの切り身を市場で売っていると、マグロとよく間違えられていました。そのうち名前が一緒になり「カジキマグロ」という名前で呼ばれるようになったそうです。

続きましてエントリーNo.2  コバンザメ

よく大型の魚類、サメやマンタ、時々ウミガメなんかにも引っ付いている小さな魚を見たことがあると思います。
それこそが次に紹介する魚。コバンザメです。
チョウザメと同じく、サメとついていながらサメではありません。

コバン=小判 大型魚類にくっつくための吸盤が小判に見えるため
サメ=鮫 サメにくっついていることが多いから

この2つの組み合わせで「コバンザメ」という名前になったそうです。
サメにくっついて泳いでいるコバンザメを見かけた際はぜひサメとの違いなんかに注目して観察してみてください♪

最後になりました!エントリーNo.3  タラバガニ

えっ!?と思う方多いのではないでしょうか。
実はタラバガニは「カニ」の仲間ではなく「ヤドカリ」の仲間なのです!!

なんでやねん!!どう見てもカニやんけ!!と思いますよね?

細かく見ていくと足の長さや数など、「カニ」ではなく「ヤドカリ」の特徴と一致しています。ちなみに、タラバガニ以外にもアブラガニ、ハナサキガニなどもカニの見た目をしたヤドカリなんです!

海の生き物は学べば学ぶほど面白い情報が隠れています!
皆さんもぜひ「名前に騙される魚」探してみてください(^^)/

あかね